プロンプト
まずこれだけ
プロンプトは、AIに何をしてほしいかを伝えるお願い文です。チャットボット に入力する質問文、画像生成AIに入れる説明文、Codex(コーデックス) に作業を頼む文章などがプロンプトです。難しい専門用語に見えますが、基本は「お願いの書き方」です。よいプロンプトは、長い文章とは限りません。目的、材料、条件、出力形式が分かることが大切です。AIは人の意図を完全に読み取るわけではないため、曖昧なお願いには曖昧な返事が返ることがあります。
どこで見かけるか
プロンプトは、LLM(エルエルエム) を使うAIチャット、画像生成、音楽生成、動画生成、開発支援、社内チャットボットなどで見かけます。「プロンプトエンジニアリング」という言葉もありますが、初心者はまず、AIへの頼み方を少し丁寧にする工夫だと考えれば十分です。Markdown(マークダウン) で返して、表にして、箇条書きにして、という指定もプロンプトの一部です。
具体例
「この文章を専門用語を使わず300字以内にまとめて」「以下のメモから、決定事項と次にやることを分けて」「丁寧なメールに直して。相手は初めて会う人です」のような文がプロンプトです。生成AIでは、Suno(スーノ) に曲の雰囲気を伝えたり、Sora(ソラ) に動画の場面を説明したりする文もプロンプトです。材料を貼るときは、どこからどこまでが材料かを明確にします。
つまずきやすいところ
長いプロンプトがいつも良いわけではありません。条件を詰め込みすぎると、AIが一部を見落とすことがあります。逆に「いい感じにして」だけでは、期待と違う結果になりがちです。個人情報、秘密情報、著作権のある文章を入れてよいかは、サービス規約や所属先のルールに従います。AIの出力は下書きとして扱い、事実、数字、権利関係は確認します。
研究会では
研究会では、プロンプトを「AIをうまく操る呪文」ではなく「仕事の依頼文」として扱います。相手が新人スタッフでも分かるように目的と条件を書く、出てきた結果を見て追加で頼む、という練習を重視します。
