API(エーピーアイ)
まずこれだけ
APIは、アプリやサービス同士が決まった形でやり取りするための入口です。人が画面を開いてボタンを押す代わりに、別のプログラムが「この情報をください」「この文章を処理してください」「この記録を保存してください」と依頼できます。画面の見た目ではなく、裏側で機能を呼び出すための約束ごとだと考えると分かりやすいです。
どこで見かけるか
天気、地図、決済、予約、メール配信、AI(エーアイ)、社内システム連携などで見かけます。Web(ウェブ)サービスの説明に「API連携できます」「APIドキュメント」「開発者向けAPI」と書かれていたら、他の仕組みからそのサービスを使える入口が用意されているという意味です。利用には API(エーピーアイ)キー や トークン が必要になることもあります。
具体例
イベント申込フォームを例にすると、参加者が送信した内容を表に保存し、確認メールを送り、担当者へ通知する流れがあります。これを人が毎回手作業で行う代わりに、フォームの仕組みが表計算サービスやメールサービスのAPIへ依頼すれば、入力後の処理をつなげられます。AIを使う場合も同じで、アプリが LLM(エルエルエム) のAPIへ文章を送り、返ってきた回答を画面に表示します。
つまずきやすいところ
APIは「何でも自由にできる特別な入口」ではありません。サービスごとに、依頼できる内容、送る情報の形、返ってくる答え、回数制限、料金、権限が決まっています。エラーが出たときも、画面が壊れたというより「依頼の書き方が違う」「権限が足りない」「混み合っている」などの理由を順に確認します。秘密情報をブラウザ側へ出さない設計も重要です。
研究会では
LLM(エルエルエム) の返事を別の アプリ に入れる、ワークフロー の一部を 自動化 する、Web公開後の問い合わせ処理をつなぐ、といった話で出てきます。APIを理解すると、「人が画面で操作する作業」と「プログラム同士で任せられる作業」を分けて考えられるようになります。
