コミット
まずこれだけ
コミットは、ファイルの変更を「ここまでの分」として Git(ギット) の履歴に残すことです。作業中のすべてをずっと上書きし続けるのではなく、意味のある区切りごとに記録します。文章で言えば「見出しを直したところまで」「用語説明を追加したところまで」としおりを挟む感覚です。あとから見返したり、必要ならその時点の内容と比べたりできます。
どこで見かけるか
GitHub(ギットハブ) の変更履歴、プルリクエスト の中の「Commits(コミッツ)」タブ、開発ツールの履歴画面などで見かけます。コミットには短い説明文を付けるので、「何をした記録なのか」が後から分かります。たとえば「README(リードミー)に起動手順を追加」「用語集のAPI(エーピーアイ)説明を更新」のように、作業内容を一文で表します。
具体例
研究会サイトを直すとき、1つ目のコミットで誤字を修正し、2つ目で新しい用語ページを追加し、3つ目で表示確認の設定を直す、という分け方ができます。こうしておくと、確認する人は変更の意図を追いやすくなります。もし設定変更だけ問題があった場合も、その部分を探しやすく、必要に応じて戻す相談もしやすくなります。
つまずきやすいところ
コミットは「保存」と同じではありません。ファイルを保存しただけでは履歴の区切りにはならず、コミットして初めて記録として残ります。また、何日分もの変更を1つにまとめると、あとから理由が分かりにくくなります。逆に細かすぎても読みにくいので、「一緒に説明できる変更」を目安にします。秘密情報を間違ってコミットした場合は、削除だけでなく無効化や履歴への対応も必要です。
研究会では
ブランチ で作業し、コミットで区切り、最後に プルリクエスト で見てもらう流れがよく使われます。コミットは責めるための記録ではなく、作業の考え方を後からたどるためのメモです。AI(エーアイ)と一緒に編集した場合も、人が内容を確認してからコミットする習慣が大切です。
